サイクリスト迷子問題解消法 方向音痴はGPSの夢を見るのか 

サイクリスト迷子問題解消法  方向音痴はGPSの夢を見るのか 
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皆様は初めての場所に行く時、移動手段問わず迷子にならないタイプの方でしょうか。

私は今勤めている会社に初めて面接に行く時に、駅から5分の面接場所に辿り着くのに30分迷子になりました。もうどうしようもないよね。

今回は、そんな迷える子羊がどうにか100km以上の道のりを行って帰ってこれるようにできたらいいなという弱ソリューション系記事。

方向音痴の理由

特定の性別や性格が大きく影響するところではなく、どちらかというと認知機能面の問題だそうです。その為、ある種鍛えればだんだんと改善していくもの。

例えばボーとしながら音楽聞きながら歩いていると迷子になる、毎度おなじ道をMAPを利用して歩いているといざMAPが無いときに迷子になるといったような形。

特にロードバイクの場合ある程度速度も出てしまい、かつ運動の為結構必死で走ってたりすると地図と自分の位置関係の把握がおろそかになり、曲がらなきゃいけない場所をオーバするなんてこともしばしば。

まあ誰でも新宿西口とか行けば迷子になるといっても過言ではないので、あんまり思いつめる事はないと思ってます。

治し方、というより改善の方法は地図の縮尺や方位をきちんと意識する事と目印になるものをきちんと認知しておくことかな、と。

私も取り組んではいるものの、前途多難気味です。

 

周りから見ると笑い話ですが、本人からすると自転車乗って知らない場所に行くのが怖くなる・せっかく冒険をしたいのにできなくなるなんてのは困りものなので解決していきましょう。

サイクリストの迷子対策一覧

さて、そうは言っても治るのを待っているといつまで立っても長距離を移動する楽しみを覚えられないまま。

このサイトの合言葉を思い出して下さい。「困ったら金で殴る」

ここからはちょっとの努力とそこそこのお金で解決する方法を記載していきます。

事前のルート調査を念入りにする

例えば、200km以上の距離をロードバイクで走行する「ブルベ」では、スタートからの距離・目印(通過点)・ルートの種類(市道・街道等)・交差点の種類と曲がる方向なんかが記されているものが配布されていたり、自作して挑みます。
併せて、グーグルアースでのざっくりとした風景をあらかじめ見ておく事で、「あ!これ進〇ゼミでやったところだ!」といった安心感を確保する事ができます。

AJたまがわさんサイト:お借りしたQシート見本

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更に可能な限り、リスクはあるものの比較的一直線の幹線道路やサイクリングロードを積極的に利用するのも手
※ただしサイクリングロードは割と工事迂回がありわからない場合がある。この場合、慣れてそうな人の邪魔にならない程度に少し後ろ目を走っていくのもいいかもしれませんね。

面倒だ、って方は私の経験則的に景色の変わりにくい所・市街地ど真ん中・夜間は本当に認識がズレるので、その条件に合致しそうなところは避けるか注意するかを強く勧めます。

また、ヤビツ峠やカスイチなんかに代表されるロードバイクサイクリスト御用達の場所では、ブログに最寄り駅からのルートや写真を掲載されている方も多いので事前に確認しておくのが吉。twitter等SNSで質問してみるのも交流になっていいかも?

霞ケ浦コースは一応ナショナルルートなので、親切にサイトが用意されています。ただ私はこれでも迷いました。

参考URL:霞ケ浦りんりんロード

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メリット
・道を覚える
・遠征前の楽しさを十二分にさせてくれる
・もしQシートを作成しているなら、デバイス充電の心配がない

デメリット
・めんどい
・走行中に見にくいor見れない

サイクルコンピュータで比較的気軽にルートをチェックできるようにする

所謂GPSサイコン系を利用して、事前に登録したマップを利用しての走行。携行性はこれが一番。

この時に登録するマップは、STRVAやGarmin、RIDE WITH GPS等マップを引くことができるアプリケーションを利用して自作でもいいし、他の誰かがアップロードしているものを利用してもいいと思います。

例えばLOVE CYCLIST様:東京冬ルートガイドのように、RIDE WITH GPSで作成したルートを公開して、ここのお店がいいよ!ってオススメしてくれているサイトもあります。
一般的に、満足感の高いライドができる可能性が高い為非常にオススメ

ただし、マップ表示中は各種計測数値がほぼ見れなくなる点を留意する事。また、デバイスによっては充電がそこまで持たないケースも考えられるため、携帯充電器を持ち歩くこと。

Garmin eTrex 30xのように地図デバイスとして専用の信頼性あるものを選んだりするのも良し。
(eTrexはブルベ参加者所謂ランドヌール御用達。乾電池式でコンビニ補給可能。)

携帯充電器はこちらがオススメ ※トップチューブバッグの使用を想定
かなり大容量で、電池も減らないし、形状がトップチューブバッグに入れやすい。

どうしてもトップチューブバッグつけたくない場合は、こちらの丸い小さいのをハンドルにどうにかしてくっつけましょう。

 

メリット
・気楽に良質なライドを楽しめる
・視認性もある程度確保できる為、迷子になりにくい

デメリット
・サイコンに比較的投資しないといけない
・充電の心配

スマホホルダーを装着し、常にグーグルマップを確認する

もう何もかも面倒だけど取り合えず片道50km以上離れた友達の家に行きたい場合。何も考えずスマホだけつかんでいけるように。

グーグルマップは非常に優秀で、最近一部地域では自転車用のルートも作成してくれますし、Qシートのようなものも一緒に見ることができます。
また、数か所寄りたい場合やガチの遭難一歩手前のような迷子の時も取り合えず助けてくれます。

ただ、難点が多く

夏の暑さにスマホが弱い 特にマップ系起動時は発熱が凄い
電池の消耗が本当に激しい
③スマホホルダーによっては振動によるスマホの落下が怖い
④トップチューブバッグに入れる式の場合、かなり見にくいし熱が籠る
変な市街地通らされる
⑥冬の寒さにも弱い
⑦雨が心配

これらをどうするのかってところですね。

私は充電器に関しては、Ankerの充電器をトップチューブバッグへ入れてコードだけ出してスマホホルダーに装着したスマホへ接続しています。

スマホホルダーのオススメはこちら「QUAD LOCK」
アタッチメントとスマホカバーでセパレートしていて、どちらも専用品の為かなり頑丈な構造で落ちにくく、少しスペースの余るステムに装着できるのが◎。
かなり多様な機種に対応しているので最新のもの以外はカバー側の販売有無も問題ないはず。ネックは金額とステム一体型エアロハンドルには厳しい点。
また、カバーをスマホ買い替えのタイミングで入れ替える必要があるかもしれません。SIMカードだけ移せばいいという考えもあり。

後はレックマウント+からも同じようにマウント部+カバーのものが出てます。レックマウント+様:スマホマウント一覧

トップチューブバッグは上側がクリアになっていて、中にスマホ設置できるものなら何でもいいです。防水のを選んでおくといいですよ。

雨については、サランラップやジップロックを少し加工しておくとよいかも? それをやると操作しにくいけどね・・・。

メリット
脳死でチョイスでき楽。急な隙間時間等に対応してくれる。

デメリット
デバイスへのダメージ系や充電等割と一歩間違えると危ない状況に陥る可能性がある

最初二回くらいは友人と走るorイベントのみ参加する

大体、二回くらい同じ道走ればざっくりとは雰囲気をつかめるようになってくるかと思います。
ある程度一直線の場所以外はゆっくり走って、友人との会話や雰囲気を楽しみつつ景色を紐付ければ印象として脳に残るはずです。
写真なんかを撮って風景に気を遣ういい機会かもしれません。

もしくは、案内人がいるイベントやグルメライド風のイベントに参加する。
少し金額は張るかもしれませんが、何気に自分の住んでいる近くにそういったイベントを開催してくれている団体やチームがあるかもしれません。

私は人と走りたいとはあまり思えないので参加しませんが、最初はロードバイクを買ったお店の初心者ライド等に参加してみてはいかがでしょうか?
大人になると中々ただれた関係以外の友達作りにくいし、趣味ともを作るいい機会にもなります。

メリット
楽しく道を覚えられる

デメリット
気を使って疲れる
友達がいない

既に迷子になってしまった貴方に

迷子を楽しむ余裕を持つ+持てる準備をする

リスクマネジメントをすることで、ワーストケース以外はまあいいかとなるのが大事。
例えば出発前、家の玄関を出てから財布やスマホの所持状態を確認する、輪行袋を持っているのかを確認する。
それこそ、50kmだけ走るのでも6時間くらい確保してブルベの如く荷物積んで走れば落ち着いて帰ってこれるはずです。
暗くなる、用事が迫ってる、雨装備ないのにゲリラ豪雨なんてよりかは気持ちが楽になるのではないでしょうか。